全国の通訳ガイド団体(20団体目途)で構成する「日本通訳案内士団体連合会」(略称:通団連)が、10月1日に以下を目的として発足しました。
《目的》
・通訳案内士の地位の保全・向上
・通訳案内士に係る現在及び将来の問題・課題の分析・解決
・インバウンド/通訳案内士業界の発展への寄与
・日本を代表する組織を目指し、グローバルな対応も視野に入れた観光立国及び国際親善への貢献
「全国規模で組織された通訳案内士団体統合の連合体」の実現を目指し、1年に亘って有志通訳案内士団体で構成するWorking Groupで設立の検討を進めておりましたが、お蔭様をもちまして、此の度船出する事が出来ました。
此れ迄、諸問題が発生する度に、全国の主要な通訳案内士団体がネットワークを組み対応して来ましたが、政府に対する提言機能は不十分でした。通訳ガイド団体窓口の一本化や連合体の組織化は、観光庁や関連業界からも求められているものでした。そこで今般、観光立国に資する為に、常に課題を分析・検討し、全国各地の声を集め、政府並びに関係各所に提言し、自らも改善を行う組織「日本通訳案内士団体連合会」を立ち上げる事となった次第です。
CGAは立上げの為のWorking Groupに参加し、主要メンバーとして同連合会の骨格作りに寄与して来ました。今般発足した「日本通訳案内士団体連合会」では理事会メンバー(理事)となり、また設立時の代表理事会長にCGAの澄川会長が選任される事となりました。
設立時参加団体(正会員)は次の通りです。(五十音順)
一般社団法人 関西通訳・ガイド協会
一般社団法人 九州通訳・翻訳者・ガイド協会
任意団体 全日本韓国語通訳案内士
特定非営利活動法人 通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会
一般社団法人 日本中国語通訳案内士協会
特定非営利活動法人 日本文化体験交流塾
一般社団法人 ひろしま通訳・ガイド協会
今後、CGAは通団連の一員として、より一層通訳案内士を通しての国際交流と親善、国際ビジネスへの参与等業界の発展に貢献して参ります。
以上